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2018年01月27日

SEO(外部最適化)について調べてみた

SEO

お久しぶりです。
今回は通販サイトを始めるにあたって、SEOの外部最適化をどうするかという問題にぶち当たったので、どのような方法があるかを調べてみました。

SEOとは

検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)のことらしいです。
検索で自サイトが上位に出やすいように、自サイトのコンテンツを見直すなどの最適化を行います。
SEOには大きく分けて2種類の最適化方法があります。

内部最適化と外部最適化

内部最適化とは

ざっくりいうと自サイト自体を最適化することです。
Googleが公開しているウェブマスターガイドラインに従って自サイトのページを見直します。
Yahooなどの他の検索エンジンはどうなんだって話ですが、Yahooは内部的にはGoogleの検索エンジンを使用しています。
日本では検索エンジンのシェアはGoogleとYahooがほとんどなので、Google向けに対策しとけば事足りるということになります。

日本での検索エンジンのシェア

日本での検索エンジンのシェア(ソース: statcounter )

内部最適化に関しては自分やスタッフの努力だけでなんとかなるので、特に問題にはなりません。
問題は外部最適化の方です。

外部最適化とは

外部からの良質な被リンクを増やすことです。
「良質な」というところが重要です。
どこのSEO対策記事にも書いてますが、Google検索エンジンのペンギンアップデートやパンダアップデート(Google検索エンジンのアップデート名には動物の名前が付けられる)により、機械的に被リンクを増やしたり価値のないページからの被リンクは無効、というよりマイナス評価を付けられてしまいます。
また、Googleは有料のリンクサービス(ペイドリンク, paid links)も禁止しています。
そのため「良質な」リンクを集めるためには、知名度、もしくはコネが必要になりますが、そもそも知名度・コネなんかが最初からあったらSEOなんかしねーよ、と思うわけです。
このような人には、やはりまずは「知名度を上げる」というのが一番簡単なのではないでしょうか。
知名度を上げるだけなら便利な広告サービスが沢山公開されていますし、それが間接的に外部最適化に繋がっていくと信じています。
そんなわけで、今日は知名度を上げる試作を考えてみました。

サイトの知名度を上げるには?

基本的には広告を打つということになります。
広告のリンクはnofollowが指定されることがほとんどですので、直接のSEO外部最適化にはなりません。
しかし、露出が増えれば広告外での被リンクも期待できるようになってくるので、間接的には効果があります。

オフラインイベント開催

オンラインショップを開設するというのに、いきなりオフラインイベントって・・・という感じですが、今回の用にゼロからのスタートの場合かなり有効な気がしています。
ショッピングモールなどで無料サンプルを配ればそれなりにお客さんも来ますし、「インスタ映え」するブースにしておけば、ネットでの拡散も期待できます。
まぁ、SNSからのリンクはnofollowが指定されるため、SEOには直接関係ないのですが、知名度を上げる施策としては有効です。
そこからブログなどに広がっていけば、SEOとしても効果があります。
近いうちに家の近くのショッピングモールの担当者に連絡してみようかなと思っています。
なにより、駆け出しベンチャー感があって楽しそうです。

リスティング広告

あらかじめ自サイトの商品に関係のある検索ワードを登録しておいて、ユーザーがその単語で検索した場合に広告を画面上部に表示する広告です。
この方法は商品のターゲット層のみにサイトを宣伝することができます。
1クリック何円という形で前もって入札しておき、クリックされると実際の費用がかかります。
ただ、最初はこの方法は無いのかなと。
知名度皆無のサイトがリスティング広告に出たからといって普通はクリックしませんし、仮にクリックしても買いませんよね。
クリック率が低いと掲載順位が下がっていく仕組みなのでなおさらです。

ディスプレイ広告(GDN/YDN)

Google Display Network(GDN)やYahoo Display Network(YDN)というやつです。

YDN

上図はYDNの例です。
リスティング広告は検索ユーザーに対して広告を表示する仕組みですが、ディスプレイネットワークはディスプレイ広告を掲載しているサイトや検索しているユーザーの傾向などによって、ディスプレイ広告を設置している様々なサイトで表示される仕組みです。
リスティング広告は検索したユーザーにしか認知されませんが、ディスプレイ広告の場合は検索はしていないが興味がある、といった潜在客にもアプローチすることができます。
表示される条件は様々なものがありますが、料金はリスティング広告と同じで、クリックに対して課金されます。
リスティング広告に比べて露出範囲を広めにとれますし、グラフィカルにユーザーに訴えることが出来る点でリスティング広告よりは有効に使えそうです。
知名度を上げるためなら有効ですが、リスティング広告よりも購入までに至る確率は低くなります。
あまり興味がない人にまで広告が出るわけですが当然っちゃ当然ですね。

プレスリリース

新聞や雑誌と言った媒体にプレスリリースを打ちます。
プレスリリース自体は無料で出来ますが、記事にしてくれるかどうかは内容が媒体が掲載したい内容に合った場合に限られます。当然ですね。
確率は低いと思いますが、掲載されることによるリターンは大きいので気合い入れてプレスリリースしてみようかなぁ。

アフィリエイト・ブロガーに依頼

ブロガー斡旋サイト、もしくは直接ブロガーに記事製作をお願いするというものです。
単純に被リンクが増えるので、うまく使えば直接的に外部最適化ができます。
しかしこの方法、低予算で効果が出ると思いがちですが、広告主がアフィリエイト施策で集客を最大化するための解説にあるように、意外にもまとまった予算を確保してからでないと効果が全く出ないそうです。
凄腕アフィリエイターでないと効果は出ないのですが、凄腕アフィリエイターに記事を書いてもらうのは高い。ということのようです。
僕はまさにこれが一番手軽かなと考えていたので、先に調べておいて良かったと思いました。

SNS広告

ノリとしてはディスプレイ広告に近いです。 ディスプレイ広告と同じように潜在客にもアピールできます。
SNSは拡散力に優れていることが多いですし、知名度を上げる目的なら最良の方法かもしれません。


まとめ

一口に知名度の上げ方といってもたくさんの方法がありそうです。
この情報の他にコストなど、検討しなければいけない問題は沢山ありますので、あわせて検討していこうと思います。
それはそうと、全く知らないことを勉強するのは楽しいですね。
大企業ではここまで自分の担当範囲の広いチャレンジは考えられないので、転職してよかったなと思います。